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AviUtlで動画作成(1)初めての字幕動画

前回は、

(1)Windows8.1に、AviUtlのインストール
(2)動画切り出し
(3)mp4出力
(4)youtubeへのアップロード

を行った。

http://twosquirrel.mints.ne.jp/?p=19272

(環境)
Panasonic CF-RZ4
Windows 8.1 Pro (64 bit)
Intel 5Y10 CPU 0.80 GHz
RAM 8GB

スーパーアマレココ Ver4.20  (C:\software\amarecco420\ にインストール)
AviUtl version1.00       (C:\software\aviutl100\ にインストール)
AviUtl 拡張編集Plugin version0.92
L-SMASH Works r921
x264guiEx_2.51v2

今回は、AviUtlで、まっさらな状態から、BGMつき字幕動画を作成してみたい。

(参考)

【AviUtl】動画への字幕(テロップ)の入れ方【テキスト】
2015/7/28 2016/9/27
http://aviutl.info/zimaku-tekisuto/

(0)今回作成する動画

(1)BGM素材のダウンロード

BGMは、こちらのサイトのものを頂いた。なんと、商用フリーのきれいなBGMなどがダウンロードできる。ありがたい!

フリーBGM DOVA-SYNDROME
http://dova-s.jp/bgm/play7190.html

ダウンロードした「優雅な暮らし.mp3」を、

C:\software\amarecco420\mp3\ フォルダ

に保存。

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(2)AviUtlの起動

C:\software\aviutl100\aviutl.exe をダブルクリックして起動。

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拡張編集タイムラインが表示されていない場合は、「設定」>「拡張編集の設定」で、拡張編集タイムラインを表示させる。

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再生ウィンドウが開いていない場合は、「表示」>「再生ウィンドウの表示」をクリックして、再生ウィンドウを表示させる。

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(2)新規プロジェクトの作成

「設定」>「サイズの変更」>「1280×720」

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「拡張編集」タイムラインの、Layer 1の右側の空欄の中で右クリック > 「新規プロジェクトの作成」

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画像サイズを、1280×720に変更して、OK をクリック

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以下のような画面になる。

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(3)BGMの挿入

C:\software\amarecco420\mp3 フォルダ内にある、「優雅な暮らし.mp3」を、AviUtlの「拡張編集」タイムラインの中にドラッグ&ドロップする。

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以下のようになる。再生ウィンドウの、再生ボタン(image)をクリックすると、再生ウィンドウの中で、無地の真っ黒な画面のまま、音楽が流れる。

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(4)字幕の挿入

「拡張編集」タイムラインの、Layer 2の右側の空欄の中で右クリック > 「新規プロジェクトの作成」

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下図の、右上の「テキスト[標準描画]」の空欄の部分に表示したいテキストを入力し、拡張編集タイムラインの部分をドラッグして、表示される時刻を調整する。

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下図の、「サイズ」、「標準文字」、「左寄せ[上]」などをクリックして、文字の大きさや位置などを調整する。

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変更したら、その都度、再生ウィンドウの再生ボタンを押して、再生ウィンドウ内で、実際の動画を確認しながら修正していく。

ちなみに、テキストにアニメーションを入れる場合は、テキスト[標準描画]の、右上の小さな+ボタンをクリックして、アニメーションを選び、好きなアニメーションを設定する。

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今回は、「震える」のところを、「拡大縮小して登場」にしてみた。

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再生ウィンドウで、繰り返し再生しながら、自分の好みに微調整

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(5)字幕の追加

拡張編集タイムラインのLayer2の、テキストを、右クリック => コピー。

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Layer2 の先ほどコピーしたテキストの右側あたりで、右クリックして、貼り付け。

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拡張編集タイムラインで張り付けたテキストを選択した状態で、テキスト[標準描画]ウィンドウで、テキストを変更したりする。

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再生ウィンドウで再生しながら、タイムライン内での表示時刻調整なども行う。

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(6)動画の分割と、後ろの方の動画を削除。

拡張編集タイムラインで、2個目の字幕の最後のところをクリックして、縦の赤線が、その場所にくるようにする。Layer1の優雅な暮らし.mp3 の適当な部分をクリックする。

この状態で、「S」を押すと、動画が分割される。

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拡張編集タイムラインの、Layer1の、優雅な暮らし.mp3の、右側の部分(後半の部分)を選択した状態にちて、「Del」ボタンを押して、削除。

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以下のようになるので、もう一度、再生ウィンドウで確認。

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拡張編集タイムラインの、Layer1の、画面の中の右側の方の部分を右クリックして、「範囲設定」>「最後のオブジェクトの位置を最終フレーム」をクリック。

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なぜか、再生ウィンドウは、動画時間が1分のままだが、このままいく。

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(7)編集プロジェクトの保存

ファイル > 編集プロジェクトの保存 で、170723_ionic3-install_001.aup という名前をつけて保存。

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翌日以降、編集したいときなどは、AviUtlを起動後に、 ファイル > 編集プロジェクトを開く で、プロジェクトファイル(今回の場合は、170723_ionic3-install_001.aup)を選択して、編集を再開すればよい。

(8)AVI出力

とりあえず、AVIファイルで出力してみる。

ファイル > AVI出力 をクリックし、名前(今回は、170723_ionic3-install_001.avi という名前にした)をつけて、AVIファイルを保存する。

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今回は、1280×720、6秒のつもりが、1分で6GBの動画になってしまった。後半の54秒が削除できていない。

バグなのか、私が何か間違っているのかわからないが、とりあえず、AviUtl本体の画面で、タイムラインを一番右側にしておいてから、imageボタンをクリックすると、動画全体が約6秒になった。

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「ファイル」>「編集プロジェクトの上書き」再度、ファイル > AVI出力 をクリックし、名前(今回は、170723_ionic3-install_001.avi という名前にした)をつけて、AVIファイルを出力。

今度はちゃんと約6秒の動画が出力された。Windows Media Playerでもちゃんと再生された。(それでも525MBだけど、、、)

おそらく、本当は、

動画は、aviファイル

音声は、WAVファイル

で編集を行う方がよさそうではあるが、今回は、音声はmp3ファイルのままでうまくいった。

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(9)mp4出力(youtube用)

AVIファイルでは6秒動画が525MBと大変なことになってしまうので、youtubeにアップロードするときには、mp4ファイルに変換してから行う。

準備については、以下をご覧ください。

http://twosquirrel.mints.ne.jp/?p=19272

準備が完了しているものとして、以下進める。

ファイル > プラグイン出力 > 拡張x264出力(GUI)Ex

image

ビデオ圧縮 をクリック

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プロファイル > youtube をクリックしてから、OK をクリック

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保存 をクリック

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少し時間がかかる。1280×720、6秒の動画で、約16秒かかった。

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出来上がったファイルは、417KBであった。

(上記で、名前を間違えて保存したので、170723_ionic3-install_001.mp4 という名前に変更した。)

(10)youtubeにアップロード

youtubeのアカウントを作成してログイン。

画面右上の、アップロードボタンimageをクリック。

https://www.youtube.com/
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アップロードするファイル(今回は、170723_ionic3-install_001.mp4)をドラッグ&ドロップ。

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アップロードと、その後の処理がなされる。1分以内に終わった。

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動画の題名と説明文(とタグ)を入力して、「公開」をクリック。

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埋め込みコードをコピーして、以下に貼りつけると、以下のように、ブログ内に貼りつけることができる。

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以下が、張り付けた動画となります。

(11)その後、スーパーアマレココでキャプチャした動画と組み合わせて作成した動画。

1280×720, 約6分の動画で、mp4出力に約7分かかり、サイズは約24MBとなりました。

youtubeへのアップロードも、すんなりできました。

しかし、6分の動画はなかなか長いので、動画を作るのなら、3分以内の動画の方が、作る方も見る方も楽なのではないかと思いました。

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